fussy
Dub / Reggae / Tropical
東京都
Japan
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8/26/2008
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http://www.myspace.com/fussymielmusic
Cafe Apres-midi(23日夜中)(fussy Trio)
5F,1-15-7 jinnan,shibuya-ku,tokyo
roots(石川道久セッション)
M&I Bldg 5F,34-6 udagawacho,shibuyaku,tokyo
渋谷CLUB QUATTRO(WACK WACK)
4,5F 32-13 udagawacho,shibuya,tokyo
小田原いこいの森キャンプ場(WACK WACK)
4294-1 kuno,odawara,kanagawa
Lush(WACK WACK、石川道久セッション)
B1F Gloria Miyamasuzaka Ⅲ,1-10-7 shibuya-ku,tokyo
About fussy
fussy(フッシー) --Tromboner Song Writer--トロンボナーソングライター--
本名、伏見仁志。神奈川県藤沢市出身。
熱血ブラスバンド部を経て、東京音楽大学トロンボーン課在籍中より演奏活動を開始する。WACK WACK RHYTHM BANDで最年少のメンバーとして活躍するほか、カジヒデキ、Chocolat、Rhymester、Cubismo Grafico Five、Nari、Northern Bright、Moomin、湘南乃風、Scoobie Do、等リスペクトアーティストのサポートとしてレコーディングやライブに参加。
2007年11月14日ファースト・ソロ・アルバム「paraísos」をリリース。
現在、Solo、WACK WACK RHYTHM BAND、アーティストサポート、CM音楽のプロデュースと様々活動中。
CDの購入→amazon 、Tower Record 、HMV
ダウンロード購入→ iTunes Store
The nickname is fussy, and the real name is Hitoshi Fushimi.
I was born and grew up in the Kanagawa Prefecture Fujisawa city in Japan.
I studied the trombone at Tokyo College of Music.
The first band I performed with is called Wack Wack Rhythm Band.
I have performed with such Japanese artists as Hideki Kaji, Ska Flames, Chocolate, Soul Mission, Moomin, Rhymester, Cubismo Grafico Five, Nari, Northern Bright, Pizzicato Five, Tomomi Kageyu, Shonan No Kaze, Scoobie Do, Crazy Ken Band; I have also done many recordings and went on tours.
Among many activities, I am also a music producer for TV commercials, movies and TV shows.
My first album is scheduled to be released on November 14th, 2007.
To purchase my CD, please click here→iTunes Store Japan
本日もゆるダブ日和なり。
文:松岡絵里
現代人の朝は忙しい。って、どっかで聞いたような台詞だけど、朝だけで済めばいいほうで、時には一日中バッタバタして、気づけばすっかりできあがった人に囲まれた終電近くの電車の中でゲンナリしている自分がいたりする。そんなときはダッシュで家に帰って、ポチっとこのアルバムを再生しよう。響いてくるのは、甘く、そしてちょっぴり切ないトロンボーンのメロディ。それは間違いなく疲れた現代人の耳にホンワカと優しく、そのうえいま一番憧れる情景をそおっと脳裏に描いてくれるはず。なんと言ってもこのアルバム、訳せば「楽園」。それをスペイン語でちょっぴりおしゃれに装ってるあたりに、テレ屋でセンチメンタリストなfussyの素顔が垣間見えてくる。
WACK WACK RHYTHM BANDの中では一番の若手であるfussy。「トロンボーンって動きが独特だし、カッコいいなぁと思って」という実に少年らしい理由で始めたこの楽器は、その後彼の血となり肉となって、少年は熱血ブラスバンド青年へと育っていく。熱血青年の練習場は、生まれ育った湘南の海。はるか遠く太平洋をめがけてトロンボーンの音色を響かせているうちに、彼の呼吸はいつしか寄せてはかえす波のゆる〜いリズムと呼応していった。
その後青年は東京にベースを移し、WACK WACK RHYTHM BANDの気鋭ホーン隊として夜な夜なPARTYに明け暮れる。一方でプロプレーヤーとして、またCM音楽プロデューサーとして精緻な音製作の現場にどっぷりと漬かる日々の中で、思い出すのは、アノゆる〜い湘南の空気。耳の奥で響いているのは、まったりとしたレゲエのビート。fussyは3年に渡ってこっそりとデモ曲を録りため、ある日照れながらそれをディレクターに渡したという。
その音から浮かんでくるのは、まさしく楽園、それも海。fussy自身はギリシャやスペインの海をイメージしたというが--だからタイトル以下、ほどんどの曲名がスペイン語なのだ!--、場所はきっと、どこだっていい。敬愛するトロンボーン奏者、ヴィン・ゴードンのセクシーな甘さと、リコ・ロドリゲスの歌心を受け継いだ、ラヴァーズ・ロック・テイスト満載のアルバム。それは誰もが心に持っている、白い砂浜とココナッツ--たそがれの夕日の景色をじわりと思い出させてくれる。Cubismo Graficoの松田岳二のスティールパンが時にその波間を広げ、soul dimensionのJagabeが、「……ダブっぽく聞こえるのは酔っ払ってるせい--」なーんて思わせてくれる絶妙のdubwiseをキメる。こうして「ひょっとしたらレコーディングよりも飲んでるほうが長かったかも」という製作期間を経て、極楽トロンボーン・ダブ全9曲が完成した。
ただしこのアルバムをただひたすらユルユルとしたBGM……と決めつけられては困る。とっても困る。fussy自身、東京音楽大学トロンボーン課に在学していたエリート・プレイヤーにもかかわらず、「決して技巧には走りたくなかったんですよ。音楽って競い合うものじゃないじゃないですか」と言うとおり、そこには「どうだ!」的なテクニック披露会はない。その代わりにトロンボーンという楽器ならではの、繊細なニュアンスがさりげなく散りばめらている。ピアノなら鍵盤以外のところは押せないけれど、トロンボーンにはいわば音と音の隙間がある。耳を澄ませばその隙間を探すfussyの優しい手触りが、ほんのりと伝わってくるのだ。
本当はエイヤッと携帯投げ捨て、有り金を握り締めて成田空港へ走り、「ごきげんなビーチまで!」と航空券をゲットできれば、それに越したことはない。だけどそれができない人は、2,415円を握り締めて、CD屋へ走るべし。たった2,415円で、極楽ビーチが購入できる。それはWACK WACK RHYTHM BANDのはっちゃけPARTYで心地よい疲労を覚えた後も、どうしても今日起こった嫌なことが忘れられないムシャクシャ気分の夜も、確実に効くリラックス薬だ。そのうえイマドキのアルバムにしては珍しいトータル35分の短さが、「嗚呼もうちょっと聞きたい」という中毒を引き起こし、気づけばポチッと再びプレイボタンを押している。そうしてループにはまったところで、そっとfussyのごきげんなメッセージが聞こえてくるはず。「本日はゆるダブ日和なり」。そう、たとえそこがコンクリートジャングルでも、この音が鳴っている間は、確実に楽園にトリップできる。
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