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Gentle&Sequence
Breakbeat / Electronica / Hip Hop

Gentle & Sequence



NTC, 東京都
Japan

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   Gentle&Sequence: General Info
Member Since12/24/2008
Band Websitehttp://maglog.jp/gentolog
Band Members
根津幹雄(Nez Mikio)
1985 4/22
174.5cm
blood type-O+
Record LabelKIN-NIK'rec
Type of LabelIndie


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カエル博士の話しが確かなら、確実に根津幹雄は電源に近づいている。
先程から、非常階段に鳴り響き、余韻を残しながら減退していく電話のbell。
が、次第に耳障りな領域に。
根津幹雄は確実に、電源に近づいている。
階段を踏み外さない様に注意を払う。一段一段、確実に踏む。
下手をすれば、堕ちるのは奈落だ。それは、とても恐ろしい。
昔、本で読んだ事がある。奈落の底は入り口で、つまり永遠の落下だと。
それは、とても恐ろしい。
そんな事を考えている間に、眼前に黒電話。
「もしもし」
条件反射だ。鳴る電話、上げる受話器、もしもし。
「電話には、3call以内に出るのが、mannerだと言わなかったか?」
その緑色の周波数は、間違いなくカエル博士だ。
「悪いな、俺は数字は2までしか数えられないんだよ」
スーツの内ポケットからcamelを取り出す。流石に地下は湿っている。火の点きが悪い。
「減らず口は相変わらずの様だな。まぁ良い。一応は制限時間内だ」
尊大な口調のカエル博士。に関係なく、まだ煙草に着火できない。
「良く聞け。まず、その電話はbattery式だ」
確かに、電話線は見えるが電源コードは見当たらない。
「そこに電源が有るのは本当だ。保証しよう。あとは、自分で探す事だ」
まだ、煙草に着火できない。この100円ライターは、最早1円の価値も無い。
「俺は物を無くすのは得意だが、見付けるのは苦手でね。何か、ヒントをくれないか?」
くわえたフィルターが唾液で濡れ過ぎた。吐き捨て、新しいのを一本。
「知っているだろ。私は、そんなに優しくないと」
『なぁ兄ちゃん、トリフって何処にあるか知ってるかい?』
足元から声がした。が、根津幹雄は無視をした。
「変温動物の冷血漢ってのは洒落にならねぇもんさ。なぁ、両性類様の温情ってヤツを…」
『なぁ、トリフって…』
「見てわかんねぇのか?今、電話してんだよ」
ツーツーツー。どうやら、カエル博士の受話器は下りてしまったらしい。
ヤレヤレだぜ。まったくもって。
髪をかきむしりながら、根津幹雄も受話器を下ろす。
『なぁ、オイラはトリフ探さねぇとヤバいんだよ』
ようやく下げた視界には、ピンクの若いブタが一匹。
「残念だが、トリフが何処だかは知ねぇな。フォアグラなら見付けたが」
『冗談はよしてくれよ。オイラ、ホントにヤバいんだよ』
ピンクの若いブタは、オロオロと自分で言ってみせた。オロオロ。
『まぁ、どうでも良いんだよ。そんな事は。ところで、オマエさん火ぃ持ってないか?』
オロオロしているピンクの若いブタは、黙ってマッチを差し出した。
「助かるよ」
ようやく、煙草が吸える。深く吸って、吐く。camelの煙りが登る。
筈が、下降。なるほど、此処は奈落に近い。
さて、困った物だ。電源を探さなければ。
そう言えば、地下300mだというのに、随分と明るい。のは、吊された裸電球の眩い光。
…待てよ。つまりは、天井には電気が流れてるという訳だ。
やられた。どうやら、根津幹雄は騙されていた様だ。
わざわざ旧式のテレコを抱えて、何千段をもの階段を螺旋に下りてきたというのに。
『骨折り損の草臥れ儲けってヤツだね』
ピンクの若いブタがキヒキヒと笑っている。その剥き出しの鼻の穴がキヒキヒと揺れている。
根津幹雄は旧式のテレコの電源コードを、ピンクの若いブタの鼻穴に差した。
「悪い冗談だぜ。まったくよ」
案の定、電源は入った。再生ボタンを押すと、あの幻の名曲が。
仕事前に、最後の一息。深く吸って、吐く。
煙りは、下に向かって奈落。
録音ボタンを押す。根津幹雄は、幻の名曲の上に、自分の音を流し込む。
音楽の時間の始まりだ。

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エディ・藩・ヘレン西川

エディ・藩・ヘレン西川



Apr 25 2009 1:00 PM

わー
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